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『レジまでの推理』文庫版発売です!

2018年04月13日 10:00

文庫版レジ

爆笑リアル本屋さんミステリ『レジまでの推理』光文社文庫より発売中です。
本屋さんが舞台の日常の謎かつ不可能犯罪(?)系連作短編ですが、「リアル」本屋さんミステリのため、退勤後とか通常業務をしながらでないと謎解きができないお話です。現実の本屋さんは忙しいのです。

登場人物
青井君……主人公。大学院生の学生バイトだが、仕事ができるためなぜかシフト管理や外部業者との交渉までやらされている。
店長……「西船橋のポップ姫」の異名を持ち、手書きポップをつけた本が必ず完売するという怪物書店員。博識で洞察力も鋭いがポップを作る以外は働かない。
平野さん……学生バイト。賢く明るい理系女子だがややガサツ。
小宮山さん……退職後に再就職した年配のバイト。いつもゆったりした上品なおじさまだが変人。

このメンバーが、本屋さんで起こる事件に書店員知識を活かして挑みます。
よろしくお願いいたします。
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叙述トリックについて――『叙述トリック短編集』始動!

2018年04月09日 10:48

リサイズねこ

今回は貼るべき書影の画像がないので、横浜あたりで適当に撮った猫です。
お知らせとは全然関係ないです。

Webメフィスト2018 vol.1にて、『叙述トリック短編集』第1話が掲載されています。
なんやねんそのタイトルは、とお思いかもしれませんが、
最初に「この話は叙述トリックが入っているので注意して読んでね」と
バラしてしまい、その上で読者を騙せるか? というコンセプトの短編集です。
叙述トリックが使われている、という事実は通常、隠すもので、
(だって使っている、と分かった時点でネタバレですし)
そのため叙述トリックの入った小説は書評などが書きにくい、という問題がありました。
でも、この話は大丈夫です。自分で言っちゃってますから。「叙述トリック入ってます」。

※「叙述トリック」というのは、文章の書き方で騙すやつのことです。
web漫画でよくある「実はこの人は死んでいて幽霊だった」とか、
ミステリの「主人公が犯人だった」とか、そういうのです。

叙述トリックはどうしても「アンフェア」と言われるのです。
作者が読者を騙そうとしてくるのですから、読者からしたら「そんなの分かるわけねーだろ」です。
作者は「明らかなヒントを出した!」と言いますが、
それってそもそも「叙述トリックかもしれない」と疑ってないと気付かないヒントですよね。
では読者は、常に叙述トリックの可能性を念頭に置いて小説を読まねばならないのでしょうか。
主人公の性別は自己申告でしか出てないから未定。
主人公が病気で妄想の人物が混じってるかもしれないから、
登場人物のこの人とこの人はまだ実在すると決まったわけじゃない。
章が変わっているから、前の章の「私」とこの章の「私」が同一人物であるという保証はない。
そんなことを常に考えながら本を読まねばならんのでしょうか。
それは大変すぎです。私もそんなことやらないです。
そしてフェアかアンフェアかという話をするならば、
読者が通常不可能な努力をすることを前提にヒントを出したところで、
それはフェアなヒントとは言えないです。
(例外的に、折原一先生や綾辻行人先生などの作品の場合、
作者は「いい意味で信用されていない」ので、フェアになり得ます。
ていうかその状況で叙述トリック出してくる折原一先生スゲェ。)

では、どうすればいいか?
解決法はたとえば3つ。

①アンフェアでも怒られないぐらいすごい真相を書く。
②何も考えずに読んでても気付かなきゃおかしいぐらいはっきりしたヒントを出す。
(なおかつ、そうしていながら真相に気付かれないように隠す。)
③普通に面白いし騙すとかアンフェアとかあんまり重要じゃなくね? というものを書く。

えええええええ難しいよ。
というわけで、もっと簡単な解決法を考えたのです。

④「叙述トリック入ってます」と最初に断る。

そういう短編集です。
ミステリ史上初、前代未聞の取り組み。乞うご期待です。

十周年記念プレゼント、発送開始です。

2018年04月05日 10:30

十年鶏リサイズ




たくさんのご応募ありがとうございました。
似鳥鶏10周年記念プレゼント、
賞品である書き下ろし裏設定小冊子『十年鶏』の発送が開始されました。
手作業発送のためお届けにはだいぶ時間差があるかと思いますが、
どんなに遅くとも次の惑星直列までには届くかと思います。
本当は「抽選」と言っときながら応募者全員にお届けしたかったのですが、
予想よりかなりたくさんのご応募をいただいたこともあり、それができず。
ここで当たらなかった方は、その分、運が溜まって、
明日の朝、登校中にパンをくわえた転校生の美少女とぶつかったり、
駅で押されてよろけたところを中島健人似のイケメンが「大丈夫ですか?」と支えてくれたり、
宝くじが当たったり、行きたかった3代目J-Soul Brothersの東京ドームツアーチケットが取れたり、
突然知らない人からメールで「パチンコ必勝法」が送られてきて、
その通りに試したら本当に勝てて大もうけできるかもしれません。
ちなみに最後のはいわゆる「必勝法詐欺」というやつで、
メールにある「必勝法」には実は全く意味がなく、
何百万人という人に同じメールを送ると、たまたま勝てた人は信じてしまう、というやつですので、
「本当に勝てた」からといって有料の「さらなる必勝法」を買わないようにしましょう。
暴力団の資金源になっちゃいますしね。
では、どうか応募してくださった全員に当たりますように。







10周年キャンペーン ご応募ありがとうございました。

2018年02月03日 12:58

さて昨年開催いたしました似鳥10周年キャンペーン、ひとまず終了です。
記念小冊子についての応募総数は1000通を超えましたようで、予想を上回る応募数に脳内が盛り上がり、脳内兄と脳内校正者がハイタッチし脳内編集者と脳内営業部長が発行部数で揉め脳内サンシャイン池崎と脳内松岡修造が抱きあっています。人間の脳内世界の豊穣さには目を見張るものがありますね。
小冊子の方はそろそろ制作がクライマックス、雪解けとともに発送できるかと思いますが、この「雪解けとともに」という単語は実に曲者で「どこの雪解けを基準にするか」で全く意味が違ってきてしまいます。東京なら来週ですが北海道なら5月中旬、グリーンランドなら地球温暖化が進行した200年後とかになります。なので常識的に「春頃」とお考えいただければと思います。
たくさんのご応募をありがとうございました。不肖似鳥、とにかく本を出すことだけはバリバリ続けたいと思っておりますので、今後60年、よろしくお願いいたします。

どんでん返しのお知らせ

2018年01月07日 10:48

どんでん返し

双葉文庫より発売中の『新鮮 THEどんでん返し』に短編が収録されています。
他の執筆者は青柳碧人氏、天祢涼氏、大山誠一郎氏、岡崎琢磨氏、水生大海氏。
「どんでん返し」がテーマなので、全員どうやってどんでん返しを仕掛けるか競っています。
似鳥のは数年前の「ダ・ヴィンチ」に収録された『筋肉事件/四人目の』という短編が載っています。
ミステリ史上初、驚天動地のトリックで、掲載時にははしゃぐあまり「読者への挑戦状」を出したやつです。
(ただし諸般の事情により、雑誌掲載時からだいぶアレンジしています。)
こういうこともできるんだ! というトリックで騙されること請け合いなので、是非お読みいただきたいところです。
よろしくお願いいたします。



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