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ベーコン経済学(1)

2011年03月26日 17:33

経済学というとものものしいですが、

「日常生活におけるグレシャムの法則の成立について」です。

低品質のものが高品質のものを駆逐してしまうという話で、

twitter「悪ベーコンは良ベーコンを駆逐する」と書いた続きです。

ちなみにここでいうベーコンは哲学者の方ではなく食べられる方のベーコンです。

だいたいフランシス・ベーコンには悪い方も良い方もないです。

伝記などは読んだことがありませんが、フランシス・ベーコンには、

「眼鏡の時は悪ベーコンで言葉遣いが乱暴な超絶サディスト(博覧強記)。

コンタクトの時は良ベーコンで優しく真面目な優等生(料理上手)」

みたいなことはなかったはずです。

いや、御本人にお会いしたことがないので確かなことは言えないのですが。

もしかしたら、故人を知る周囲の人に言わせれば、

ベーコン先生の中には悪ベーコンと良ベーコンどころではなく、

女性の「アダラナ・ベーコン」とか乱暴者の「レイゲン・ベーコン」とか、

合計24人のフランシス・ベーコンがいたということもあるのでしょうか。

あるいはもっとポジティブに、普段はフランシス・ベーコンだけど、

攻撃を受けると装甲の硬いロボベーコンに変身し、

狭い所に閉じ込められたら体を液体化できるバイオベーコンに変身するとか、

状況に応じて使い分けていたのでしょうか。

まあ、場所によってキャラを使い分けるというのはわりと普通のことであり、

別にベーコン先生でなくてもやっています。

男の前では天然ボケの不思議ちゃんを演じてみるやつとか、

女の前では弱きを助け強きをくじく正義派の良識派で

誠実で礼儀正しく騎士道精神溢れる好青年を演じていて

そのくせ同行する男のことは空気のように扱って一切話しかけず、

ひたすら女にばかり話しかけているやつとか、わりといます。

なんか腹が立ってきました。

何が許せないかって、男同士の時は地味で弱いやつをいじめているくせに、

女の前では「俺、差別しないもん」と言い、

それまでいじめていたやつとまるで友達のように振舞うことです。

何が「差別」だこの野郎。

話が脱線したので元に戻します。眼鏡をかけるとキャラが変わるという話です。

ずっと裸眼で過ごしてきた人間が眼鏡をかけることになると、

なんだか変装をしているというか、仮面をつけているような気分になれます。

今、顔を衆目にさらしているのは自分ではなく、

眼鏡をかけている双子のきょうだいなんです、という気分になります。

そうなるとなんとなくキャラも変えてみようかという気になってきて、

「眼鏡の時は控え目」だの「眼鏡の時は上品」だのを装いたくなります。

ひどいのになると、眼鏡の時は敬語で喋る、といったことを始めます。

日常会話が敬語、なんていうのは漫画の中だけの話です。

現実でそんなキャラが許されるのは皇族だけです。

勘違いをしてはいけません。

だいたい、眼鏡デビューのついでに作り始めた別のキャラなんてものは、

1ヶ月もしないで地金が出て崩壊するものです。

自分は崩壊していない、と思っている人も、実はとっくに崩壊していて、

周りからは「痛い人」という扱いを受けていることに気付いていないだけです。

眼鏡デビューの時に自分のキャラを変えてやろうとか考えるのはやめましょう。

やめればよかった。

以上、どうでもいい話は本来するべき話を駆逐する、という話でした。

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