眉毛の下に節穴が2つ。

2011年02月23日 14:11

ミステリの解決編を読んだ時の、読者の反応。

1「うおおっ! マジか!」
2「おおー。やるなあ」
3「あ、なるほどね」
4「ふーん。で?」
5「はあ?」

1=傑作、2=佳作、3=凡作、4=駄作、5=ゴミ。

この原稿を編集者に見せた時の、編集者の反応。

1「いやあ、今回のは面白かったです」
2「うん。いいでしょう。よくできてますよ」
3「んー、まあ今回はこれでもいいですが、次回はもう少し頑張って下さいね」
4「これはさすがに駄目です。書き直して下さい」
5「あなたねえ」

実際にはもっと丁寧。

この原稿を書き上げた時の、作者の反応。

1「よっしゃあ! 今回のは傑作! いやあ凄いの書いちゃったなあ。
これ文学賞ものだよ。やばいなあこれで一気に売れっ子になっちゃったらどうしよう。
仕事とかさばききれるかなあ。ミリオンとかいったらどうしよ。税金すごいだろうなあ。
でもテレビのインタビューとか来ても俺まともな服持ってないや。買いにいかないと。
あっ、俺のメール盗み見とかされてないだろうな。誰かにパクられやしないだろうな。
ていうかこれ早く本にしてくれないかなあ。刊行前に死んじゃったら俺化けて出るよ」

2「よっしゃあ! 今回のは傑作! いやあ凄いの書いちゃったなあ。
これ文学賞ものだよ。やばいなあこれで一気に売れっ子になっちゃったらどうしよう。
仕事とかさばききれるかなあ。ミリオンとかいったらどうしよ。税金すごいだろうなあ。
でもテレビのインタビューとか来ても俺まともな服持ってないや。買いにいかないと。
あっ、俺のメール盗み見とかされてないだろうな。誰かにパクられやしないだろうな。
ていうかこれ早く本にしてくれないかなあ。刊行前に死んじゃったら俺化けて出るよ」

3「よっしゃあ! 今回のは傑作! いやあ凄いの書いちゃったなあ。
これ文学賞ものだよ。やばいなあこれで一気に売れっ子になっちゃったらどうしよう。
仕事とかさばききれるかなあ。ミリオンとかいったらどうしよ。税金すごいだろうなあ。
でもテレビのインタビューとか来ても俺まともな服持ってないや。買いにいかないと。
あっ、俺のメール盗み見とかされてないだろうな。誰かにパクられやしないだろうな。
ていうかこれ早く本にしてくれないかなあ。刊行前に死んじゃったら俺化けて出るよ」

4「よっしゃあ! 今回のは傑作! いやあ凄いの書いちゃったなあ。
これ文学賞ものだよ。やばいなあこれで一気に売れっ子になっちゃったらどうしよう。
仕事とかさばききれるかなあ。ミリオンとかいったらどうしよ。税金すごいだろうなあ。
でもテレビのインタビューとか来ても俺まともな服持ってないや。買いにいかないと。
あっ、俺のメール盗み見とかされてないだろうな。誰かにパクられやしないだろうな。
ていうかこれ早く本にしてくれないかなあ。刊行前に死んじゃったら俺化けて出るよ」

5「よっしゃあ! 今回のは傑作! いやあ凄いの書いちゃったなあ。
これ文学賞ものだよ。やばいなあこれで一気に売れっ子になっちゃったらどうしよう。
仕事とかさばききれるかなあ。ミリオンとかいったらどうしよ。税金すごいだろうなあ。
でもテレビのインタビューとか来ても俺まともな服持ってないや。買いにいかないと。
あっ、俺のメール盗み見とかされてないだろうな。誰かにパクられやしないだろうな。
ていうかこれ早く本にしてくれないかなあ。刊行前に死んじゃったら俺化けて出るよ」

「作者は自作品に関しては最低の批評家である」という言葉がございまして。

ちなみに、原稿を編集者に送った翌日の作者の心境。

1~5「うわあ。俺どうしてこんなの送っちゃったんだろう。俺こんなのを面白いって思ってたの?
ここの設定、おかしいなあ。この表現陳腐だなあ。このシーン滑るだろうなあ。
俺の作品幼稚だなあ。こんなのがプロの作品と一緒に書店に並ぶのかよう。
お金なんかとれないよう。発売前に首吊れば読者の反応見なくて済むよなあ」

「出版ブルー」というやつですね。

どうでもいいけど、他の先生方はどうなんでしょう。
私だけがこう、って事はないはずなんですが。
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