沖縄の5月3日

2012年08月25日 21:40

沖縄の話の続き。

今日は本島の北のほうにいってみよう、ということで、

友人Y(スマホ使い)及び友人K(スマホ使い)とともに、

レンタカーを駆って沖縄道を走る。

この日初めて運転席に座った似鳥、ハイブリッドカー初体験でびびる。

「ちょっ、何これ音しない! 怖い!」

「えっ? エンジンかかったの今ので? 分かんねえ怖い!」

「何これ? これで動くの? あっ動いた! なんも音しないのにスーって動く! 怖い!」

YKはもう慣れているのに、一人だけ昨日とまったく同じ騒ぎ方をする、学習しない似鳥。

 

名護市に着き、Kがあらかじめ調べておいてくれた沖縄そばのお店に行く。

「沖縄そば」なるものがどんなものか知らないので、パンフレットにあった説明を読む。

 

「沖縄そば」は小麦粉100%の太いちぢれ麺が特徴です。

 

小麦粉100%のそばか、変わってるなあ、と思いながらパンフレットを読み進めていたが、

しばらくして、はたと気付いた。

 

……それ、うどんじゃね?

 

タコが入ってるから「タコ焼き」である。

東京にあるから「首都大学東京」である。

アイアンサイドは鬼警部だから「鬼警部アイアンサイド」なのである。

そば粉0%のそばというものは、

警部に昇進してしまった古畑任三郎と同じくらいけったいなものである!()

 

と、つっこみかけて、似鳥の脳裏にあるフレーズが浮かんだ。

 

信号の青は、どう見ても緑。

 

日本語においては古来より、厳密な「青」だけでなく、

緑や灰色といった寒色全般を「あお」と呼びならわしてきた。

同様に、厳密には昆虫ではないダンゴムシとかフナムシとか、

はては蛇とかミミズとかカタツムリまで「ムシ」と呼んできた。いいかげんなものである。

同じように、麺類はとりあえずすべて「そば」と呼んでしまうのが日本語なのではないか。

よく考えてみたら、ラーメンだって小麦粉100%なのに、「中華そば」と呼ぶ。

そういうことか。

納得する。

納得してから食べたソーキそばはすごくおいしかった。

納得しないで食べてもすごくおいしかっただろう、と思えるほどに。

 

 

その後、名護市内のコンビニで買い物をする。

コンビニの前にネコがいたので、写真に撮りまくる。

せっかく沖縄に来たのに、なぜネコばかり写真に撮っているのかよく分からない。

ネコなんてうちのアパートにも来るのに。

もっとこう、ハブとかヨナクニサンとかイリオモテヤマネコとか、

そういうのを撮るべきではないのか。

と思ったが、名護市内にはヨナクニサンもイリオモテヤマネコもいない。

ヨナクニサンは与那国島周辺にしかいない。イリオモテヤマネコも西表島にしかいない。

ハブは名護にもいる。出会いたくはない。

名護のネコ。     

 



その後、沖縄美ら海水族館に行く。

YKも、文春の続編で使うかもしれない、と言って

スタッフのお姉さんを撮影しまくる似鳥を、温かい目で見守ってくれた。

美ら海水族館の目玉は、なんといっても世界最大の魚「ジンベエザメ」である。

体の長さは10m以上、幅は1.5mもある。面積に換算すると似鳥の住む部屋よりでかい。

視界いっぱいに広がる巨大なやつが、

城壁のごとき高さの水槽の、アクリル板のむこうを悠々と泳いでいる。

そのまわりに小さなやつらがちょろちょろとまとわりつき、一緒に泳いでいる。

母艦だなあ、と思う。

Y「でけえ……」

K「でけえ……」

似鳥「でけえ……」

真にでかいものの前では、みんな「でけえ」しか言えなくなるのである。

でかい。 

 

夜、ホテルに戻る。

明日は他の島に渡るつもりでいる。

 

 

※こんなことを言っているが、

 実はスーパーなどで売っているパック入りの干しそばだって、

 そば粉は10%くらいで、あとは小麦粉なのである。

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