テレヴィに出ていたヴェテランバイオリニストをコンヴィニで見た

2010年09月05日 13:14

文章を書く場合、「表記の統一」の要請というのがあり、
原則的に「v」の音と「b」の音を区別するかどうかは統一しなければなりません。
しかし、これがけっこう大変です。

「v」の音を区別しない、と決めた場合、
「ヴァイオリン」が「バイオリン」になってしまいます。
「ライブ」「ボーカル」「ビブラート」。
別に変ではないはずなのですが、音楽関連の単語だと妙に気になります。
特に「ボーカル」が嫌です。

一方、「v」の音を区別する、と決めた場合、もっと大変です。
「ヴェテラン」「ヴェランダ」はまだいいとしても、
厳密には「カーヴ」であり「ナーヴァス」であり「エレヴェーター」です。
もっと厳密にいうと「テレヴィ」であり「コンヴィニ」なわけです。きついです。
笠井潔先生の文体なら「テレヴィ」と書いても違和感がなく、
フランスが舞台だったりするとむしろ雰囲気が出るのですが、
あれを真似しろというのは無理な相談です。

というわけで、「v」の音を区別するか否か、どちらを選択しても苦労がつきまといます。
仕方がないので「コンビニ」「テレビ」など一般的に定着している単語については、
たとえ他の単語で「v」の音を区別していたとしても、「コンビニ」「テレビ」で
通してしまえ、という話になります。「v」の音を区別していない場合でも、
どうしても区別したい単語だけは「ヴ」を使います。だって「ボーカル」は。
「ボーカル」はどうしても。
もっとも、何度も書いていれば慣れてくるのですが。

ちなみに、固有名詞に関しては、他の所で「v」の音を区別していようがいまいが、
気にしません。「ヴィヴァルディ」を「ビバルディ」と書くのはなんとなく
某お笑いコンビの旧名を思い出して懐かしい気分になりますが、
「エヴァンゲリオン」を「エバンゲリオン」と書くとファンに怒られそうじゃないですか。

だいたい「エバンゲリオン」じゃ決戦兵器というより「おっかなくて子供たちから
怖がられている江波君のおばさん(パーマ・サンダル履き)の渾名」みたいですし。
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